書籍「マエストロ、それはムリですよ…」

編集部Nの独断による書籍レビューです。

「マエストロ、それはムリですよ…」
~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~
著:松井信幸
監修:飯森範親(指揮者)

地方のプロオーケストラの抱える問題は少なくない。
財政難、遠のく客足、楽団員の技術維持問題…。
山形交響楽団も例外ではなかった。
しかしある年、山形交響楽団の指揮者に就任した飯森範親が「改革」を行い、それらの問題に斬り込みを入れたことにより、オーケストラとその周りが変わっていく。

…という内容の本です。
従来の習わしを変えていくのは(地方ではとくに)とても大変なことですが、敢えてそれを実行したリーダーと、それについて行った団員たち。これは並大抵のことではないと思います。
食や観光とコラボレーションをして東京からのお客さんを呼び込むなど、クラシック音楽という枠組みを越えた「売り方」にも興味が湧きました。

この本を読んだ後に山形交響楽団の演奏を生で聴く機会がありました。
(指揮者は飯森さんではない方でした)
和声感が素敵で、少編成が得意なオーケストラであることがよくわかる、良い演奏でした。

(編集N)

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