ピアノの発表会では、聴き映えのする曲が弾きたい!

初級編と中級編に引き続き、ピアニストのT先生にお伺いしました。

ベートーヴェン:ピアノソナタ Op.13「悲愴」第3楽章


先生「ベートーヴェンのソナタはどの曲を弾いても聴き映えしますが、今回は比較的チャレンジしやすい曲を選びました。テンポの速い曲なので、集中力を保ちつつ、長いフレーズを意識して弾きましょう」

ショパン:華麗なる大円舞曲 Op.18


先生「小犬のワルツと同じくらい有名なワルツです。場面の変化が多く、それに伴い様々なテクニックが必要とされます。左手をよく練習して、曲全体の雰囲気を掴みましょう」

ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調


先生「ピアノが上達してきたら一度はチャレンジしてみたい、ピアノ学習者あこがれの名曲です。最初の部分は左右のリズムが崩れやすいので、はじめは拍を感じながらゆっくり練習してください。中間部は情感をたっぷりと込めて、美しく弾けるように心がけましょう」

ショパン:英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53


先生「ショパンのかっこいい曲と言えば、まずこの曲を挙げる人も多いはず。連続オクターブが随所に出てくるので、手の大きな人におすすめです。気高く、重厚な雰囲気で弾けるよう練習を重ねてください」

シューマン:幻想小曲集より「飛翔」


先生「シューマンの楽曲は二面性があることで知られていますが、この曲は激しく、勢いのある曲です。出だしのリズムが特徴的で何度も登場するので、雑にならないようていねいに磨いてください」

シューマン=リスト:献呈


先生「シューマンの歌曲「献呈」を、リストがピアノ用に編曲したものです。原曲と比べて小節数が多く、よりピアニスティックに仕上がっています。技巧的な部分も多いですが、歌の旋律が際立つようにしっかりと耳を使いましょう

リスト:愛の夢 第3番

先生「プロのコンサートでもよく演奏される名曲です。元々は歌曲として作曲され、リスト自身がのちにピアノ用に編曲しました。同じメロディーが繰り返されながら盛り上がっていきますが、常に音楽的にうたうことを忘れずに」

リスト:パガニーニによる大練習曲 第3番「ラ・カンパネラ」S.141

先生「愛の夢と並ぶ、リストの代表曲です。最初の右手の跳躍から難易度は高く、全体を通してかなりのテクニックが要求されます。技術面ばかりにとらわれないよう、ゆっくり、時間をかけて仕上げてください」

ブラームス:ラプソディ ロ短調 Op.79-1

先生「使う音域が広く、力強い雰囲気の曲です。曲の規模が大きいので、各場面に合った音色を考えて全体をまとめてください。勢いは必要ですが、速いパッセージを弾き飛ばさないように注意しましょう」

ラフマニノフ:前奏曲 Op.3-2「鐘」

先生「フィギュアスケートで使用されて以来、耳にしたことのある方も多いのでは。手の大きな人におすすめの曲です。中間部でテンポが速くなるので、崩れないようによく練習しておきましょう」

いかがでしたか?
ぜひ選曲の参考にしてくださいね!

取材ご協力いただいたT先生、ありがとうございました!

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