
部活や市民オーケストラで次回の曲目を選ぶときに、団員が挑戦したい曲 と 実際に演奏できる曲 はマッチングしないことも多いですよね。
今回は、比較的挑戦しやすい交響曲をご紹介します。
とくに発足したばかりのオーケストラや、楽器初心者の多いオーケストラの顧問の先生、必見です。
ハイドン/交響曲94番「驚愕」
「びっくりシンフォニー」と呼ばれています。とても有名で、一度は耳にしたことのある方が多いと思います。
アンサンブルに慣れるためにも、最初にこの曲にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
難所は多々ありますが、下降音階のところなどは実力アップにつながります。
シューベルト/交響曲第7番「未完成」
弾きやすいのにとてもかっこいい曲です。
通常の交響曲は4楽章までのものが多いですが、この「未完成」は2楽章までなので、曲を把握しやすいこともポイントです。
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
ロマン派(国民楽派)の大曲のなかでは比較的弾きやすく、とくに第4楽章はCM等で使われることもあり人気の高い曲です。
第2楽章は日本でも「家路」というタイトルで親しまれています。
途中でイングリッシュホルン(またはコーラングレ)という特殊な楽器を使用するので、その点のみトレーナーの先生に相談したほうが良いです。
いかがでしたか?
いつか難しい大曲にチャレンジするためにも、今回ご紹介した曲で楽しみながらアンサンブルの基本を学びましょう。