おすすめ曲

卒業式のBGMにオススメなクラシック曲

もうすぐ卒業式シーズン。
シーンごとのBGMはぜひクラシックから選びたいけど、どんな曲が良いのかわからない…

そんな先生方のために、編集部オススメの曲をご紹介します!
校風や方針によっていろんなご意見があると思われますが、ご参考になりましたら幸いです。

起伏の激しすぎない淡々とした曲

まず、卒業生入場・退場のBGMは、起伏の激しすぎない淡々とした曲がオススメです。

ラヴェル「ボレロ」

遠くから小太鼓のリズムが聴こえてきて、だんだん人数が増えていきます。
だんだん人数の変わっていく入場や退場にぴったりです。
最後のほうはかなり盛り上がるので、アナウンスが入る場合は音量のバランスに気を付けましょう。

ホルスト「惑星」より「木星」

ホルンが大活躍します。
優しいけど力強く頼もしい、そんなメッセージを感じることができる曲です。
日本では2003年に平原綾香さんがカヴァーしたことも有名ですね。

行進曲系

「淡々とはしたくない」「派手にお祝いしたい」という方針の場合にオススメなのが、行進曲系です。

エルガー「威風堂々」第1番

金管楽器が大活躍でかっこいいです。
ちなみに有名なテーマが出てくるのは中間部です。

ヴェルディ「アイーダ」より凱旋行進曲

サッカーの応援歌としても有名です。
運動部が喜びそうです。

しっとり系

淡々も行進曲も違う…そうだ、しっとり系がいい!という場合、編集部のイチオシはこの曲です。

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第2楽章

哀愁を帯びたメロディは「イングリッシュホルン」というオーボエに似た珍しい楽器で演奏されています。
日本では「家路」という名前でも親しまれています。

卒業証書授与のBGM

卒業証書授与のBGMでは、アナウンスが聴こえやすいよう配慮する必要があります。

バッハ 管弦楽組曲第3番「アリア」

「G線上のアリア」の元になった弦楽合奏の曲です。
厳かでゆったりしています。
ちょっと眠くなる可能性もありますが……。

モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

モーツァルトの晩年の傑作とされる美しい曲です。
ゆっくりで、物悲しい雰囲気もあります。

いかがでしたか。
毎年同じ曲になってしまいがちな卒業式ですが、今年は少し変えてみると新鮮に感じられるかもしれませんね。