オーケストラ

合奏の前にやっておきたい下準備

この記事は

  • 吹奏楽部や合奏系の部活に入っている学生さんや顧問の先生
  • 社会人の楽団に所属されている方
  • 合奏団体に入ってみたい楽器初心者・中級者の方

に向けて書いています。

はじめまして。
私はヴァイオリンの演奏や指導をしているリーナと申します。

小学生の時に地元のジュニアオーケストラに入団し、音楽大学を卒業してからはお仕事としてオーケストラや合奏団体に関わらせていただく機会もいただいています。

日本では海外に比べて吹奏楽がとても盛んであったり、アマチュアオーケストラの数も世界でもトップクラスと言われています。
学生さんや社会人の方が、それぞれ練習をして、力を合わせて演奏するというのはとても楽しいことですよね。

この記事では、
「合奏部・合奏団体に入っているので、さらに極めたい!」
と思っている方に向けて、合奏の前にやっておきたい下準備についてお話しようと思います。

あなたの素敵な音楽ライフの一助となれば幸いです。

オーケストラや吹奏楽で、
合奏の前にやっておきたい下準備を知っておこう!

「練習」というと、楽器を持って、楽譜にある音をひたすら弾くことだと思っている方は多いです。

が!
じつは技術的な練習よりも、先にやっておきたい下準備があります。

それはズバリ、楽器を持たない練習

「え?それって練習なの?」
と思われる方もいるかもしれませんが、私もよくやる方法です。
これをやると、練習の効率が格段にアップします。

第一段階

音源を聴きながらスコアを目で追ってみる。
拍子を数えることができればOKです。

(迷ってしまう箇所については何度も繰り返して、目で追いきる練習をする)

これは電車内や移動中にもできる練習なので、お忙しい方にもオススメです。

第二段階

音源を聴きながら、自分のパート譜を見る。
正しくカウントし、目で追うことができればOK!

第三段階

音源を聴きながら、自分のパート譜を見る。
細かいリズムの音符も含めて、階名(ドレミ)で唱えることができればOK!

歌で再現不可能なパッセージについては、音程はつけなくても良いです。

はたから見るとお経のように見えるかもしれませんが…これをやることで、頭がしっかりついてくるようになります。
ぜひやってみてください。

第四段階

楽器を持ち、難しい箇所もテンポよく弾けるように個人練習をする。

ここからは、皆さんもご存知かと思います。

 

以上が、合奏の前にやっておきたい下準備です。
個人個人がこれを取り入れることで、貴重な合奏の時間がさらに有意義に進むのではと思います。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!

お読みくださりありがとうございました。