来年のピアノの発表会。
まだまだ初心者だけど…
少しでも聴き映えのする曲が弾きたい!
でも…膨大な曲のなかからどう選べばいいの?!
そんなお声におこたえし、ピアニスト・ピアノ講師のT先生に教えていただきました。
選曲の一助となれば幸いです。
ペッツォルト(J.S.バッハ伝):メヌエット ト長調 BWV Anh.114
ピアノを始めて間もない人でもチャレンジできる人気曲です。
8分音符が転ばないよう、ていねいに弾きましょう。
ベートーヴェン:エリーゼのために
ピアノの発表会の超定番曲。
冒頭のあの有名なメロディーの他に、2つの場面が登場します。
ブルクミュラー:アラベスク
子どもに大人気。
ビシッと弾けたらかっこいい曲ですが、上手に弾きこなすには練習が必要です。
エステン:人形の夢と目覚め
「お風呂が沸いた曲」として知っている人も多いのでは。
お人形が夢を見て、目を覚ましてダンスをおどる、というストーリーになっています。
リヒナー:ジプシーのおどり
速くて力強い曲です。
左手の和音はバランスを考えて、右手は指がもつれないようにしっかりと練習しましょう。
カバレフスキー:ソナチネ ハ長調 Op.13-1
古典派などの作品に比べて、面白い響きを楽しめます。
重音、スケール、レガート奏など、いろいろな奏法が勉強できます。
ギロック:雨の日のふんすい
ペダルと手の交差の練習に最適な曲です。
噴水が魅せる、様々な表情をイメージしながら弾きましょう。
湯山昭:バウムクーヘン
湯山さんの曲集『お菓子の世界』の中で一番人気のある曲です。
全体的に甘い雰囲気ですが、中間部や終盤では華やかな部分も出てきます。
中田喜直:エチュード・アレグロ
速いパッセージによる練習曲です。
指が動く人はぜひチャレンジを!
中間部は穏やかになり、ペダルも使用します。
平吉毅州:真夜中の火祭
変拍子のように数小節単位でアクセントの位置が変わる、個性的な曲です。
特に男の子に人気の高い曲。
いかがでしたか?
ぜひ候補として音源を聴いてみてくださいね。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 前回の初級編に引き続き、ピアニストのT先生にお伺いしました。 […]