オーケストラ

オーケストラの弦楽器の編成

オーケストラの弦楽器の人数

オーケストラの弦楽器群(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)の人数には幅があるのを知っていますか?

基本的にはその曲の作曲された時代によって変わってきます。

たとえばバロック古典派などの楽曲では比較的少人数で演奏します。
ロマン派から近現代の楽曲では弦楽器の人数も多くなっていくことが多いです。
これは管楽器の人数や種類が増えることも理由のひとつです。

弦楽器の編成の人数を表す用語として
「〇型」という言い方を使います。

この〇には第1ヴァイオリンの人数が入ります。
一般的に、担当音域が低くなるにつれて人数を2人程度減らしていくと、響きのバランスが良いとされています。
例えば「10型」であれば、第1ヴァイオリンが10人、第2ヴァイオリンが8人、ヴィオラが6人…となります。

オーケストラの映像を見るときには、ぜひ「何型だろう?」と観察してみてくださいね。